失敗しないWiFiルーターの選び方

ガジェット(便利アイテム)

インターネットが遅くてイライラするとの話をいただいたのでまとめ記事です。

ネットワーク問題は複合的な要因が多いですが、1つ1つチェックすれば解決するはずです。

高いルーターにすれば早くなるとは限らない。

速度が出ない原因はルーターだけとは限りません。
そもそも契約している回線がしょぼいとか、
Wi-Fiの電波が弱いとかかも知れません。

この場合どんなに高級なWi-Fiルーターを購入しても改善しません。

ルーターの設定で、もしかするとIPoE(IPv4 over IPv6)方式にすると早くなるかもしれません。

自宅のルーターがどんな状態なのか、購入前に1度確認しましょう。

ヒント:ぐぐる。

無線は有線には勝てない

有線接続が可能な場合、それに勝るものはありません。

40,000円のルーターWi-Fi接続と、
3,000円の格安ルーター有線接続では有線接続の方が速度が出ます。

有線が使える場合、無理して買う必要はありません。

Wi-Fiの規格について

購入するWi-Fiルーターが最新の規格【Wi-Fi6】に対応しているものを選びましょう。

Wi-Fiの規格は以下のとおりです。

世代新名称規格名最大通信速度周波数
第6世代
(2019年)
Wi-Fi 6IEEE 802.11ax9.6Gbps2.4GHz帯/5GHz帯
第5世代
(2013年)
Wi-Fi 5IEEE 802.11ac6.9Gbps5GHz帯
第4世代
(2009年)
Wi-Fi 4IEEE 802.11n600Mbps2.4GHz帯/5GHz帯
第3世代
(2003年)
IEEE 802.11g54Mbps2.4GHz帯
第2世代
(1999年)
IEEE 802.11a54Mbps5GHz帯
IEEE 802.11b11Mbps2.4GHz帯
第1世代
(1997年)
IEEE 802.112Mbps2.4GHz帯

せっかく光回線を契約していても、古いルーターでは意味がありません。
ルーター買替えのタイミングは、最新の規格に対応しているかどうかです。

最新のスマホを買っても、Wi-Fiが古かったらそれはだいぶお粗末。

Wi-Fiルーターの様々な機能

Wi-Fiルーターにはいろんな機能がありますが、
ここでは抑えておきたいポイントは3つです。

通信方式はディアルバンド以上

ディアルバンド対応ルーターは、
2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使用したデータ転送を行います。

そのため同時にたくさんのデータが通信できます。

Wi-Fiを利用する端末・人が多い場合ほしい機能です。
現在はトライバンド方式のルーターもあります。

IPoE(IPv4 over IPv6)対応

IPv6を使うと世界が変わります。
最悪無くても良いけどできればほしいところ。

メッシュWi-Fi対応

広い家の場合は中継器ではなくメッシュWi-Fi機能があると便利です。
便利というか中継器の不便さを感じてしまうと交換せずにはいられません

今回はここを改善したくて新調を決意。

ASUSのホームページにわかりやすい動画があるのこちらをどうぞ。

ASUSのメッシュWi-Fi:AiMesh

あれば便利:NAS機能

ルーターにUSBの指し口があり、
USBメモリや外付けHDを接続するとNAS(ネットワーク上から接続出来るハードディスク)として利用できる機能があります。

スマホの中に溜まった写真や動画のバックアップ、家族の共有フォルダとして便利です。

(別にクラウドでも良いのですが、個人的なロマン要素が5割。)

オススメ機種

ASUS TUF-AX5400

2万円前後で買えるゲーミングWiFiルーターでコスパが良い。

・無線LAN規格:WiFi6対応
・周波数帯:ディアルバンド
・ストリーム数:2
・アンテナ数:6
・ポート数4
・IPv6:対応
・MU-MIMO:対応
・ビームフォーミング:対応
・バンドステアリング:対応
・メッシュWi-Fi:対応
・NAS:USB端子x1

ASUS WiFi TUF-AX6000

ASUS RT-AX55

メッシュWi-Fi対応ルーターで妥協できる最低ラインがこの辺。

・無線LAN規格:WiFi6対応
・周波数帯:ディアルバンド
・ストリーム数:2
・アンテナ数:4
・ポート数4
・IPv6:非対応
・MU-MIMO:非対応
・ビームフォーミング:対応
・バンドステアリング:非対応
・メッシュWi-Fi:対応
・NAS:なし

ASUS RT-AX55

まとめ

メッシュWiFiは便利ですが、2台以上必要なため高価な買い物になります。

抑えるところ抑えてぜひ快適なネットライフを。

(早く買いたい。)

追記:TP-LINK(中国)は個人的にオススメしません。
MACアドレス重複事件起こしたりで信用してない。

コメント